大谷翔平という我々の誇り高き野球選手が、この度、真美子さんという方との結ばれることとなる結婚を公式に発表されました。
これにより、彼の出来事についての我々からの祝福の言葉が飛び交うことが続いています。
昨年契約を交わしたロサンゼルス・ドジャースとの共演、ホームランの最多記録を更新、国際大会であるWBCで
の見事な世界一となり、それに続く２度目の最優秀選手賞、そして今回の結婚と、彼の周りでは驚くばかりの出
来事が次から次へと起こり、しかもそれが全て好意的なものであるため、“おめでとうラッシュ”なんて言い方ま
で出てきてしまいました。
そんな彼からは、我々に対する感謝の気持ちが常に伝わってきています。
彼はプロフェッショナルな野球選手であるという強い意識を持ちつつも、今回の結婚のような人生における大き
な節目を迎えることも重視しています。
彼にとって生き甲斐とは、野球だけではなく、個人の生活における結婚やペットとなる犬がいるということも含
まれているのでしょう。
彼が尊敬する野球選手としてのピーク時期は30歳から35歳とのことで、それを見据えた上での結婚という、彼な
りの計画があったのかもしれません。
彼は野球に対して結婚によって何かを失うという考えを持っていないようで、それは彼の野球に対する真摯な考
え方が見えていると思います。
大谷さんは人間としての喜びや楽しみを大切にする方で、結婚によりその幸福度が増すことを期待しているよう
です。
野球という競技ではなんと言っても結果が全てで、結果を出せない時、つまり打てない時や抑えられない時もあ
るでしょう。
その時に思うのは自分の力が足りないということであって、決して家庭や結婚生活が原因であるとは思っていな
いんですね。
すべてをマイナスのものと捉えてしまうのではなく、ひとつひとつの出来事を個々に見て、全てが自身の人生に
影響を与えているというよりも、色々なものを楽しみながら生きていこうという考えがあるのでしょう。
私たちは、大谷さんが以前、「一日が40時間あれば良いのに」と仰っていたことを思い出します。
そう言ってしまうほどに野球での活動に時間を取られる彼が、与えられた24時間の中でどのようにして奥様と楽
しみを共有しているのか、それは非常に興味深いことですね。
一昨年のシーズン中、彼女は働いていたため、彼女がアメリカを訪れることは稀でした。
また、私が右肘手術を受けた後でも、家で愛犬デコピンと一緒にリハビリを積極的に行っていました。
そのため、特別な時間を割く必要はなかったのです。
一方で、私とバリー・ラマー・ボンズ選手との相性はとても良いのです。
彼はカリフォルニア州リバーサイド出身のドジャースの選手で、1990年代の初期から中期にかけては、打撃、走
塁、守備すべてにおいて優れた能力を持つ5ツールプレイヤーでした。
彼は30本のホームランと30盗塁を5回、打率3割で30本のホームランと30盗塁を3回、打率3割で40本のホーム
ランと40盗塁を1回達成し、その中で40本のホームランと40盗塁を達成したのは史上2人目の快挙でした。
また守備では8度のゴールドグラブ賞を受賞しています。
特に1997年のオールスターでは、デビッド・コーンイバンとロドリゲスという黄金バッテリーから盗塁を成功さ
せたことで注目されました。
その後、スポーティングニュースやESPNは、彼を90年代最高の選手に選出しました。
その他の受賞者には、ウィリー・メイズ選手やジミー・フォックス選手、スタン・ミュージアル選手、タイ・カ
ッブ選手、テッド・ウィリアムズ選手、ピート・ローズ選手、マイク・シュミット選手らがいます。
彼は通算で7回のMVPを獲得しており、そのうち3回は90年代に受賞しています。
彼のパフォーマンスはその後も衰えず、2001年のシーズンでは73本のホームランを打つなど、打率.500以上、
長打率.700以上を4年連続で達成しました。
この打撃力と出塁力を示すOPSは1.200以上を記録し、特に2004年には出塁率.609、長打率.812を達成して
1.422というMLB記録を樹立しました。
四球の記録では、自身が3度更新していて、敬遠される回数と出塁率も2度更新しました。
彼のキャリアが始まった最初の年である一年目には、年間通算で100回の三振を記録したものの、その数は102
回に及びました。
その後、2001年には驚異的な73本の本塁打を打ち出し、それ以降は本塁打率が著しく上昇するという成績を修
めました。
2001年以前と比較して年間本塁打数の増加が顕著に見られたのです。
さらに2004年には、それまでのキャリアで無かった現象が起こりました。
それは、本塁打の数が三振の数を超えたという現象で、年間本塁打数45本に対して三振は41回という驚きの成績
を達成しています。
しかし、2001年に73本の本塁打を打ったその年を除いては、シーズン通して50本以上の本塁打を記録したこと
は一度もありませんでした。
また、無人塁の状態で41度も敬遠されたことがあります。
その中には、既に二回もストライクを取られている状慰での敬遠が5度、さらにそのうち0ボール2ストライクか
らカウントが逆転してフルカウントになった後に敬遠されたのが3回もあったのです。
また、1998年5月28日のダイヤモンドバックス戦では、9回裏二死満塁の場面でも敬遠が宣告されました。
その力強い打撃に対する畏怖から敬遠が出ることもしばしばでした。
また、上述のように2001年には73本の本塁打を記録しましたが、その打球方向の内訳を詳しく見てみると、右
翼への飛球が29本、中央への飛球が15本、左翼への飛球が4本、左中央への飛球が4本、右中央への飛球が21本
となっていました。
全本塁打73本のうち、50本がプル方向へ打たれていて、逆方向への本塁打はわずかに8本しかありませんでし
た。
このことから、彼は典型的なプルヒッターであったと言えます。
とはいえ、彼の打撃技術は非常に高く、逆方向に打つ必要すらなかったとも言えます。
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