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「プロ野球総選挙」プロ野球ファン1万人が選ぶ凄い選手決定する!!

2024年12月7日

2023年2月23日 20時44分スポーツ報知
 

『ファン1万人が投票 プロ野球総選挙』では、「プロ野球史上一番すごい選手」を決め

るファン投票で1位に選出されています。2023年2月23日に、テレビ朝日系で放送

されました。

王貞治は、本当にいいポイントを突いてくれたと思う」「あのひと言がものすごく大きか

った」と、言葉にも高く評価している大谷の打撃について、「ライフル的なんだよね。大

谷の技術論だけではなく、2023WBC決勝戦の試合前に語りました。

「(米国に)憧れるのはやめましょう。憧れると、超えられないので」という言葉に対し

「われわれが野球をやっていたころは、アメリカとやるとなると、仰ぎ見ちゃうような(感

じだった)」と話しました、それは米国と日本の差を感じていたという。しかしながら、今

回のWBCでは「ミーティングで彼が言ってくれた。彼は(バットで球を)グッと押し返し

ているから、落ちそうで落ちないのである。あのパワーは今までの日本の選手で見た

ことがない」と絶賛しています。また、王貞治の「一本立打法」の打撃哲学に重ね合わ

せて、大谷の「ノーステップ打法」については、ボールを)待っている。その待っている

感じが良いバッターにはあること「大谷くんはノーステップなんですけど、早めにステッ

プしているんですよ。それで、「彼は僕みたいに足は上げてませんけど意識は早めに

振り出せる準備をしている。大谷くんは待っている時間を長くつくっているけど打てな

い人は待っている時間がないです。早めに準備しているから彼はそれが出来ている」

と語っている。飛ばすんじゃないんですよ。ホームランを打つということの前に芯で打

つことを意識した練習をしていけば、率もホームランも増えていく」と、自身と同じホー

ムランバッターの真理を説いていました160キロ近い高めの球も打つし、緩く抜かれ

た球も打つ。さらには、ボールを飛ばそうという意識ではなく「バットの芯とボールの芯

を当てることを意識していたらボールは勝手に飛んでいくんです。

松井秀喜は、大谷の打撃に、「一言でいえばパワーがある。どの方向にもホームラン

を打てるというね。」と話しており、また「私とは全くレベルが違うパワーヒッターです

よ。」と、大谷の凄さを語っている。

落合博満は、バンテリンドームで、大谷の打撃練習を見ながら、「凄いのひと言です。

あそこまで飛ばすとは凄いことですからね。今までぜんぜん見たことはないです」と絶

賛しているのだ。

また、大谷選手のバッティングについては、「あのバッティングというのはね、特殊な

バッティング」なんだと話して、「日本の球界からすればすぐ直したがる(バッティング)

というのがまず第1だね。普通のバッティング理論からすると理に反しているという感

じ」との見解を示している。また、現役時代から独特の打撃論を持ち合わせる落合氏

は、ダウンスイングは上から振り下ろすため、それを数字を残していれば誰も言わな

いんだけどね。大谷のスイングについて、結果が全ての世界だから、あの打ち方で

46本打った。1番力がいらないスイングだとする一方では、アッパースイングは体の

力がないと成り立たない打ち方だと説明した。

「彼(大谷)が日本にいる時からどちらかと言えば下から出てくるような打ち方なのだ。

じゃあダウンスイングにしたらもうちょっと打てるんじゃないのかなという風に考える人

もいるんだろうけども大谷翔平選手は彼なりの考え方で、そのバッティングを推し進め

てるのだから他人が横から口出すと言うことはないんじゃないのかと思う」と評価して

いました。

大谷について、マイク・トラウド氏は、「彼のプレーに僕は日々脱帽している。」、ほか

の選手の癖を見極めたりして、勉強している。野球というゲームを真剣に学ぶ彼は、

そばで見ていて楽もしい存在である。」と大谷翔平選手を高く評価している。今ではよ

うやくまとまった形で発揮できるようになったんだ。そうした才能を、現在では「翔平は

野球選手としてあらゆる才能に恵まれています。

ダルビッシュ有は、、何よりも体力ですよね。大谷について、「いやもう、すごいですよ。

もちろんMVPを獲っているのもすごいですけど1年間(投手と打者の)両方で出るの

は体力的にも大変凄いです。それだけに、いつもすごいなって思ってますね」両方大

好きじゃないとできないじゃないかな。「野球に、時間を誰よりも多く生活にかけている

のは勉強になります」と評価している。

「1日40時間あったらいいのに」と大谷さんは以前仰っていました。そんな野球をやるだけで忙しかっ

た大谷さんが奥様との楽しい時間をどうやって作っていたか、不思議なんです。

「彼女も働いていたので去年のシーズン中はほとんどアメリカへは来ていなかったし、右ヒジの手術を

僕がした後も、デコ(愛犬のデコピン)とふたりでリハビリしていましたからね。わざわざ時間を作る

ようなことは別にありませんでした」と話した。

文=石田雄太

photograph by Nanae Suzuki